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Channel: ケシゴムごはん★☆
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呼び出し

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そうそう、ちょっと前に例の研究室のことでよばれたんですよ。

ちなみに選ばれた全員の中で私の設計の成績は上の下ってかんじで

内容最悪でした。

半分の人数の7人が呼ばれてたんですがほかのひとは

「単位ちゃんととりなさい」とか

「ちゃんと設計の作品は完成させなさい」とか

だったんで私もそんなんかなぁと思っていたのですが、

単位はなにげに卒制以外の全部とっていたのでおかしいとは思ったんですけど、


なんと、なんと!



教授「きみか~、きみはね、とるかどうするかすごくまよってね」

私(わざわざ言う必要ないだろ)
  「ありがとうございました」

教授「きみは設計に対する考え方もアイデアもアプローチもいい」

私「どうもです」

教授「ただね~、やりたい事を伝える事を優先しすぎて図面の完成度が低いよ。平面図はかけてるけどね」

私「はい」

教授「断面図が全然駄目だね、かけないの?3年にもなると案だけじゃ通用しないの。」

私「はい」
  (それはごもっともですが、断面図かけるし。そりゃ手を抜いた時もあるけどさ)

教授「就職もさ、個人事務所?アトリエ系いきたいんだっけ?ハッキリいって君の実力で行けるわけ無いじゃん。

   君は学年だけ3年。頭は2年の始め。

   うちの研究室に入ったとしてもきっとついていけないよ。みんなの足引っ張るだけだよ。

   図面かいたりするのがたのしいって思えないならもう建築やめなよ。

   うちの研究室にどうしても入りたいなら半期留年しなよ。そしたら入れてあげるよ。

   もし嫌ならべつのとこにまわすから。適当に構造系とか材料とか。」

私(は?なにいってんの?)
  「絶対やだ!だって先生合格だしたじゃないですかぁ!もう希望表だってだしたんですよ」
  (だってこんな事いわれるの分かってたら第二希望を第一にしてたし!私設計の成績良い方だから第二だったら絶対にはいれたのに)

教授「うんうん、だから先生は思いついたんだ。先生と約束をしてそれが守れたら入れてやる。」

私「なんですか。」
  (チョイキレ気味)

教授「今回の設計の課題を、最後まで完全に仕上げる事。ちゃんと図面を細部までかくこと。

   ちゃんと私が納得のいく作品をつくること。

   これを約束としよう。これが出来なかったらさっき言ったみたいな事にもなるからね」

私「はい、わかりました。」



なんなんだ、あのハンパ無い脅しは…

部屋から出ると友達はやっぱり先生やさしかったーとかいっててちょっとむかつきました。

面接当日は私だってかなりなごやかだったのに。


このことを先輩に話すと私を見せしめにしてるらしいです

なんで私が選ばれたのでしょう?友達に話したらみんなめっちゃびびってました。

まあくやしいからがんばるしかないですけど。

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